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AI検索が広がる時代に、ホームページはもう不要なのか

ChatGPTに質問すれば、知りたいことがすぐに分かる。
Google検索でも、AIが答えをまとめてくれるようになりました。

便利ですよね。
私自身、仕事でも日常生活でもAIを使いまくっていますし、使わない日なんてありません。

でも、ふと思うことがあります。

AI検索がこれだけ便利になったら、ホームページはもう必要なくなるのでしょうか?

私は、そうは思いません。

実際、重要な判断をするときにはAIだけでなくWEB検索も使いますし、地域に関する情報を調べるときなども、目的によって使い分けています。

今回は、AI検索の普及によって何が変わっているのか、そしてホームページにはどんな役割が残るのか。

公開されているデータと、自分なりの考えを交えて整理してみたいと思います。

目次

AI検索で、ホームページは見られなくなるのか

AI検索の利用拡大と検索結果のクリック傾向を示した図。GoogleのAIによる概要は月間25億人超が利用。米国調査では、通常リンクのクリック割合がAI概要ありで8%、なしで15%。

ホームページの必要性を考える前に、まずはAI検索によって何が変わっているのかを見ておきたいと思います。

検索結果にAIが回答を表示するようになり、知りたい情報にたどり着くまでの流れは変化しています。

では、実際にどれくらいAI検索は普及していて、従来のホームページへの訪問にはどんな影響が出ているのでしょうか。

AIが答えてくれる検索が広がっている

Googleは2026年5月19日の公式発表で、検索結果にAIが回答を表示する「AI Overviews(AIによる概要)」の月間アクティブユーザー数が、世界で25億人を超えたと公表しました。

さらに、AIと対話しながら検索できる「AI Mode」も、月間アクティブユーザー数が10億人を突破しています。

出典:Google公式|Google I/O 2026

これだけ多くの人がAIを活用した検索を利用しているのですから、情報の探し方が変わってきていることは確かでしょう。

以前なら、検索結果からいくつものサイトを開いて調べていたことも、今ではAIの回答だけで済む場合があります。

便利になる一方で、情報を発信する側にとっては気になる変化でもありますよね。

検索結果のリンクはクリックされなくなる?

実際に、興味深い調査があります。

米国の調査機関Pew Research Centerは、2025年3月に米国の成人900人のWEB閲覧データを分析しました。

調べたのは、Googleで検索したあと、ユーザーが検索結果のリンクをクリックして別のサイトへ移動したかどうかです。

その結果、通常の検索結果リンクがクリックされた割合には、次のような違いがありました。

AIによる概要が表示された場合 8%
AIによる概要が表示されなかった場合 15%

つまり、AIによる概要が表示された検索では、通常の検索結果から別のWEBサイトへ移動する割合が低かったということです。

さらに、AIが回答の参考情報として掲載したリンクも、AI概要が表示された検索の約1%でしかクリックされていませんでした。

出典:Pew Research Center|2025年7月22日発表

もちろん、これは米国の一定期間における調査です。
日本でも同じ結果になるとは限りませんし、AIの表示だけがクリック割合の違いを生んだと証明されたわけでもありません。

それでも、AI検索が普及することで、これまでのように検索結果からホームページを訪れる行動が変わっていく可能性はありそうです。

ただ、ここでひとつ疑問があります。

検索結果からの訪問が減ることと、ホームページそのものが不要になることは、同じなのでしょうか?

それでも、ホームページは不要だと思わない

ホームページが持つ3つの役割を示した図。サービスや実績などの情報整理、自分の経験や考え方の発信、SNSや広告など外部から訪れる人の受け皿になること。

検索結果からの訪問が減る可能性はあっても、ホームページの役割はそれだけではないと思っています。

事業の情報を整理したり、自分の考えを発信したり。SNSや広告と組み合わせることだってできます。

私自身、サイト制作や運営を続けるなかで、ホームページには検索流入以外にも意味があると感じています。

SNSだけでは伝えきれないものがある

私は、ホームページがあることで、事業の信頼感にもつながると思っています。

もっとも、これはまだ大きな成果として実感できているわけではありません。

ただ、個人的には、SNSのアカウントしかない事業者を見ると、なんだか少し物足りなく感じるんですよね。笑

きちんとしたホームページがあると、それだけで「ちゃんとしてそうだな」と感じることがあります。

もちろん、ホームページがあれば信頼できるという単純な話ではありません。

私自身、商品やサービスを検討するときには、必要な情報が揃っていることに加えて、運営者の考え方や価値観も気になります。

そして、何より強いのは、

「あ、これって自分のことだ」

と感じられること。

誰に向けたサービスなのか。

どんな思いで取り組んでいるのか。

自分の悩みを解決してくれそうなのか。

そんな情報に触れられることも、ホームページの価値のひとつだと思うんです。

自分の言葉を、自分で管理できる場所

ホームページには、SNSとは違う使い方もあります。

自分の経験や考えを記事にしたり、実績やサービス内容を整理して掲載したり。
SNSと組み合わせることもできますし、LP(ランディングページ)を制作して広告の受け皿にすることも可能です。

自分が届けたい情報を、自分で構成し、管理できる。

私は、ここにも魅力を感じています。

実際に、自分でも複数のサイトを制作・運営しています。

30歳前後まではWEB制作についてほとんど素人だったので、専門知識がない人の気持ちも分かるつもりです。笑

今でも自分をスーパープロだとは思っていませんが、制作したサイトを見て、友人やWEB制作の経験がない人が感動してくれたことがあります。

あれは、素直に嬉しかったですね。

それが直接売上や問い合わせにつながったという話ではありません。

ただ、自分の考えや情報を形にして、それを見た誰かに喜んでもらえる。そんな経験も、ホームページを作る面白さだと感じています。

誰かの小さな行動につながる情報を届けたい

情報に触れる、気づく、少し行動するという流れを光の道で表現した図。誰かに話す、AIを違う方法で使う、仕事の無駄を見直すといった小さな行動例を紹介。

Googleは2026年5月15日、生成AI検索に対応するためのサイト運営者向けガイドを新たに公開しました。

その中では、独自性があり、価値のあるコンテンツを提供することの重要性や、従来のSEOの基本が引き続き重要であることが説明されています。

出典:Google検索セントラル|2026年5月15日発表

こうした公式情報を見ると、AI検索が普及しても、自分自身の経験や知識をWEB上で発信する意味は、まだ十分にあるのではないかと感じます。

ただ、私がホームページや記事でやりたいことは、検索順位を上げることだけではありません。

自分が届けたい人に向けて、その人が有益だと感じてくれる情報を発信したい。

そして、読んだ人がほんの少しでも行動を変えるきっかけになったら嬉しいんです。

例えば、

記事で知ったことを後輩や部下に話してみる。

いつもとは違う方法でAIを使ってみる。

普段の仕事に無駄がないか、少し考えてみる。

そんな小さなことで十分だと思っています。

大きな変化なんて、誰でもいきなりできるものではありませんから。

もちろん、私自身もまだまだ実践の途中です。
理想どおりの情報発信ができているかと言われれば、そうではないかもしれません。

それでも、自分が経験したことや考えたことを、自分の言葉で残していきたい。

AIが情報を整理してくれる時代だからこそ、誰がどんな経験をして、何を考えたのか。そうした情報にも価値があるのではないでしょうか。

まとめ|AI検索が広がっても、ホームページには役割がある

AI検索の普及によって、情報の探し方は確実に変化しています。

従来の検索結果からサイトを訪れる機会が減る場面もあるでしょう。

一方で、Google自身もWEB上の独自コンテンツを重視しており、ホームページには検索流入以外にもさまざまな役割があります。

私はこれからも、AIとWEB検索の両方を使うと思います。

便利なものは便利に使えばいい。

でも、最終的に情報をどう受け止め、何を選び、どう行動するのか。それを判断するのは自分自身です。

MY ANSWER

自分の考えを、誰かに届く形へ。

誰に、何を届けたいのか。
その思いを整理し、
次の一歩につなげるところから
始めてみませんか。

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